- 建設キャリアアップシステムに登録しようとする事業者
- 自身の市場価値を高め、給与アップや転職を考えている技能者
- 従業員のスキルアップをはかり、会社の生産性を上げたい事業者
※以下の内容は一般的なものです。地域や時期により変わることがありますので、必ず最新の情報をご確認ください
建設キャリアアップシステムとは、建設業界の人材育成や雇用安定を目的とした制度です。
アルファベットで「CCUS」と省略されています。
この制度では、建設業の従業員がスキルアップやキャリアチェンジをするために必要な経歴を記録することができます。
建設キャリアアップシステムの概要についてはこちらのページをご覧ください。
このページでは、建設キャリアアップシステムの運用に必要な「技能者登録」について解説していきます。
技能者登録とは
技能者登録では、従業員(技能者)を一人ずつ建設キャリアアップシステムに登録します。
技能者登録を行うと、登録した従業員に「建設キャリアアップカード」が送付されます。
また、「建設キャリアアップカード」と同時に「技能者ID」が交付されます。
これら「建設キャリアアップカード」と「技能者ID」を利用して、日々の就業や受講した講習を記録していきます。
技能者登録に必要な書類
技能者登録に必要な書類は以下のようなものがあります。
- 登録申請書
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 登録料金の払込受領書
- 建設キャリアアップカード用顔写真
- 社会保険等に加入していることを証明する書類
(健康保険被保険者証、厚生年金等加入証明書、建設業退職金共済手帳など) - 保有資格証明書類
技能者登録の申請にかかる費用
技能者登録にかかる費用は、以下のようになります。
技能者登録料
建設キャリアアップカードと技能者IDを発行してもらうのに必要な費用です。4,900円かかりますが、有効期間は10年です。
行政書士報酬
申請書類の作成や手続を行政書士に依頼する場合には報酬がかかります。
オフィスおおきでは、11,000円(税込)〜です。
条件:従業員3人を技能者登録
(技能者登録料4,900円+行政書士報酬11,000円)×3 = 47,700円
技能者登録の申請方法
技能者登録の申請方法には、以下のような方法があります。
- 窓口申請:申請書類を各都道府県の認定登録機関へ出向いて提出
- インターネット申請:申請書類を建設キャリアアップシステムのホームページで提出
「建設業経営サポートサービス」では建設キャリアアップシステムのホームページを利用したインターネット申請を推奨しています。
インターネット申請により、認定登録機関の窓口予約が不要になり、申請までの時間を削減することが可能です。
申請は「建設業経営サポートサービス」で!
以上が建設キャリアアップシステムの技能者登録における必要な書類、費用、申請方法になります。
技能者登録は、従業員のキャリアアップを支援するための第一ステップですが、その申請には多くの手続きがかかります。そこで、千葉県の建設業に強い「建設業経営サポートサービス」を活用してはいかがでしょうか?
- 専門の行政書士が申請書類の作成や手続きを代行する
- 申請書類の作成や手続きにかかる時間を大幅に削減する
- 申請書類の内容や進捗状況を随時確認できる
- 申請書類の保存や管理が簡単にできる
- 許可の更新のタイミングを通知してくれる