- 建設キャリアアップシステムに登録しようとする事業者
- 自身の市場価値を高め、給与アップや転職を考えている技能者
- 従業員のスキルアップをはかり、会社の生産性を上げたい事業者
※以下の内容は一般的なものです。地域や時期により変わることがありますので、必ず最新の情報をご確認ください
建設キャリアアップシステムとは、建設業界の人材育成や雇用安定を目的とした制度です。
アルファベットで「CCUS」と省略されています。
この制度では、建設業の従業員がスキルアップやキャリアチェンジをするために必要な経歴を記録することができます。
建設キャリアアップシステムの概要についてはこちらのページをご覧ください。
このページでは、建設キャリアアップシステムの運用に必要な「事業者登録」について解説していきます。
事業者登録とは
事業者登録は、会社(事業者)が「事業者ID」を取得するための手続きになります。
「事業者ID」を取得することで、従業員の就業状況を建設キャリアアップシステムに登録することができるようになります。
事業者登録に必要な書類
事業者登録に必要な書類は以下のようなものがあります。
- 登録申請書
- 建設業許可通知書
- 確定申告書または納税証明書(建設業許可がない場合)
- 社会保険等に加入していることを証明する書類
(社会保険料納入証明書、健康保険・厚生年金保険被保険者標準報酬月額決定通知書、建設業退職金共済契約者証、労働保険料等納入通知書など)
事業者登録の申請にかかる費用
事業者登録にかかる費用は、以下のようになります。
事業者登録料
建設キャリアアップシステムの登録に必要な費用です。一人親方は無料で、一人親方以外は6千円~となっています。有効期間は5年です。
管理者ID利用料
建設キャリアアップシステムの利用に必要な費用です。年間11,400円かかります。なお、一人親方は年間2,400円です。
実費
申請書類に添付する証明書類の取得費用です。2,000円程度見ておきましょう。
行政書士報酬
申請書類の作成や提出手続を行政書士に依頼する場合には報酬がかかります。
オフィスおおきでは、33,000円(税込)〜です。
条件:資本金500万円
建設業許可なし
事業者登録料12,000円+管理者ID利用料11,400円+実費2,000円+行政書士報酬33,000円=58,400円
事業者登録の申請方法
事業者登録の申請方法には、以下のような方法があります。
- 窓口申請:申請書類を各都道府県の認定登録機関へ出向いて提出
- インターネット申請:申請書類を建設キャリアアップシステムのホームページで提出
「建設業経営サポートサービス」では建設キャリアアップシステムのホームページを利用したインターネット申請を推奨しています。
インターネット申請により、認定登録機関の窓口予約が不要になり、申請までの時間を削減することが可能です。
申請は「建設業経営サポートサービス」で!
以上が建設キャリアアップシステムの事業者登録における必要な書類、費用、申請方法になります。
事業者登録は、建設キャリアアップシステムを利用するための第一ステップですが、その申請には多くの手続きがかかります。そこで、千葉県の建設業に強い「建設業経営サポートサービス」を活用してはいかがでしょうか?
- 専門の行政書士が申請書類の作成や手続きを代行する
- 申請書類の作成や手続きにかかる時間を大幅に削減する
- 申請書類の内容や進捗状況を随時確認できる
- 申請書類の保存や管理が簡単にできる
- 許可の更新のタイミングを通知してくれる